間質性膀胱炎の治療法は?症状は?実体験レポート

間質性膀胱炎と難病指定されている珍しい病気

間質性膀胱炎?
聞いた事ないな?という方がほとんどだと思います。

医師でも知らない人が最近までいましたから。
間質性膀胱炎は、昨年7月に難病指定されたばかりの病気です。

間質性膀胱炎ってこんな病気

間質性膀胱炎は、40歳以降の女性に多い病気で、
膀胱内に尿が充満すると下腹部から陰部に痛みを感じます。

尿意(尿がしたくなる感じ)や残尿感(尿が残っている感じ)は1日に何度も繰り返し、
時々我慢ならないほど強くなり、日常生活に影響を及ぼすこともあります。

間質性膀胱炎はなぜ難病?

原因は未だ解明されていません。
膀胱粘膜の異常や、アレルギーが関係していると言われています。
治療法も確立されたものはありません。
原因や治療法が確率されていないことから、難病に指定されています。

間質性膀胱炎で現在行なわれている治療は

確立された治療法はありませんが、
現在おこなわれている治療法について説明していきます。

・内服治療
内服治療では、痛みをとることがメインになってきます。
間質性膀胱炎の痛みに対して使用されている内服薬は、抗ヒスタミン薬、抗うつ薬(塩酸イミプランが有効)、
抗コリン薬、一般的な鎮痛剤などです。

重症例では、上記の薬剤では疼痛コントロールができず、オピオイドを使用したり、
ブロック療法を試みられる場合もあります。

※オピオイド:麻薬性鎮痛薬やその関連合成鎮痛薬などのアルカロイド及び
モルヒネ様活性を有する内因性または合成ペプチド類の総称。

※ブロック療法:痛みに対して局所麻酔剤及びステロイド剤を目的の神経や関節に直接、
またはその近くに注入する。それによって一時的に患部そのものの痛みを軽減させるだけでなく、
痛みによる二次的な痛みも取り除く。

・水圧拡張術
萎縮した膀胱を水圧で拡張する方法です。
局所麻酔または全身麻酔で行ないます。これは治療の中心であり、診断にも有用です。
しかし、治療効果は長続きせず、何度も水圧拡張術を必要とすることもあります。

・膀胱内注入療法(膀胱内に薬剤を入れる事)
抗凝固剤であるヘパリンや局所麻酔薬である塩酸リドカインを膀胱内に注入することがあります。
ただし、膀胱内注入療法単独の治療効果はそれほど大きいものではなく、また持続時間もそれほど長くありません。
通常は水圧拡張術の効果を持続させる為の補助的な治療として、1〜4週間くらいの間隔で定期的に行なわれます。

・膀胱拡大術、膀胱摘出術
他の治療法ではなかなか効果が上がらず、症状が強い方に対して、腸管を用いて膀胱を大きくしたり、
膀胱そのものを摘出したりする場合もあります。しかし、術後も間質性膀胱炎の痛みが継続したとの例もあり、
手術には慎重な検討が必要です。

・膀胱訓練
自分でできる水圧拡張です。これは、かなり有効であると言われています。
尿意を感じたら、少し我慢し、排尿の間隔をのばしていきます。排尿日誌をつけながら行なうと効果的です。

・食事療法
コーヒー、紅茶、緑茶などのカフェインを含む飲料は避けた方が良いです。
意外に知られていない事だとは思いますが、
紅茶の方がコーヒーより遥かに多いカフェインが含まれていますので注意が必要です。

また、普段飲んでいるお茶もケフェインを含んでいる物である場合が多いので、注意が必要です。
もちろん、アルコールは摂取してはいけません。
香辛料などの刺激物は避けた方が良いです。
乳製品もできるだけ避けた方が良いです。
ただし、牛乳は摂取してもOKです。

その他にも、大豆製品や柑橘類も摂取しすぎないよう注意が必要です。
上記のように注意が必要な食品はたくさんありますが、食事の影響は個人差がありますので、
注意して飲食してみて、その後の痛みがどうか試してみる事で、自分にあった食品を探していく事が大切です。

また、尿が濃縮されると痛みが増強されるため、尿を希釈させるため、
普段から水分を多く摂取すると良いとも言われています。

また、ストレスは症状を悪化させる原因にもなるので、
規則正しい生活、軽い運動などリラックスできる環境を整えましょう。

間質性膀胱炎の治療や進捗は現在も行っている実体験を含みます

この記事の作成者である私の知り合いが間質性膀胱炎に悩まされています。
その方から聞いたレポートです。
24歳で間質性膀胱炎と診断されました。中高年でなくても発症することはあります。

尿閉を併せ持ているので、カテーテルを留置しています。
そのため、膀胱粘膜に常に機械的刺激が加わるため、
疼痛コントロールはかなり困難ということでした。

上記の内服薬の様に、様々な薬剤が間質性膀胱炎に使われていますが、
アレルギーがあり、使用できない薬剤も多く、コントロールは困難を極めました。

しかし、今では、オピオイドを使用し、疼痛コントロールがはかれています。

また、膀胱水圧拡張術にあたっては、もうかれこれ4回行なっています。
重症であり、全身麻酔で行なっています。さらに、手術後は、膀胱内薬剤注入を行なっています。

このように、定期的でこまめな外来通院、何度も繰り返される手術・入院、内服薬や
オピオイド使用など、医療費がかなりのものになります。
原因や治療法が確立されていないこともあり、国が難病に指定しています。

この病気は完治しませんが、発症したので仕方ありません。
これからは、上手く付き合っていけるよう、努力致しますので、応援してくださるとうれしいです。

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